長時間、座っていると腰痛になる!!
2021.11.21
最近、腰痛で当院にご来院される方が非常に増えています。なぜでしょうか?
それは緊急事態宣言も解除されましたが、お仕事改革で最近はテレワークでお家でお仕事をする方が増えているからです。
家で仕事をしているとずっと椅子に座りぱっなしってことになりがちです。
長時間、椅子に座っていると腰に負担がかかるのです。
座っている方が立っている時より楽な気がしますが腰にとっては良くありません。
立っている時は上半身の重さは股関節やひざ関節などが車のサスペンション的な役割をして腰にかかる負担を減らしてくれますが
座っていると上半身の重さが直接、腰にかかる為、腰の負担が増えてしまいます。
立っている時に腰にかかる負担を100とすると座っている時に腰にかかる負担は141と言われています。
さらに座って猫背になっているとその値は185になります。
つまり机でパソコン作業をしていると大抵の方は猫背になっていますから、立っている時よりも約2倍の負荷が腰にかかっている事になるのです。
これが腰痛の原因となります。
椅子に長時間座っていても、腰痛になる方とならない方がいます。
その差は何かと言えば、椅子の座り方に違いがあるからです。
そこで、どのような座り方が腰痛になりやすく、また腰痛になりにくい座り方かを紹介します。
★腰痛になりやすい座り方
1.足を組んで座る
2.背もたれによりかかって座る
3.猫背になる
☆腰痛になりにくい座り方
次に腰痛になりにくい座り方を紹介します。
長時間、椅子に座っていることが多い方は、これから紹介する座り方を参考にして腰痛予防をしてみて下さい。
1.背筋を伸ばす
猫背にならないようにして、背筋を伸ばして座ると腰にかかる負担が減ります。
しかし、長時間その姿勢を保つのは大変なので背もたれのある椅子であれば、腰のところにクッションを当てて背筋が伸びるようにすると楽です。
2.股関節と膝頭が水平
もしくは股関節より膝頭がほんの少し高くなり、足の裏がしっかりと床についていること。
もし椅子が高くて水平にできないのであれば、足元に台を置く方法もあります。
ただ、いくら座り方に気を付けても座っていること自体が腰に負担がかかっているので
適度な休憩をとって身体を動かしてあげることが大切です。
それでも腰痛が良くならない方は「秦野市ふれあい整骨院」までご相談下さい。
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