酵素生活の勧め~2つの体内酵素~ | ふれあい整骨院

酵素生活の勧め~2つの体内酵素~

2023.02.05

数年前から流行り出し、今も多くのモデルやタレントが続けているのが「酵素生活」です。

酵素が体に良いこと、酵素がダイエットに効果的なことは、なんとなくご存知の人も多いと思います。

でも実際、酵素のことを詳しく知らないまま、なんとなくの知識の方は、ぜひ、酵素について詳しく知ってほしいと思います。

 

酵素とは、私たちが生きていく上で欠かせない成分で、人間の体内にはもともと、大きく分けて2つの酵素が存在しています。

一つは、食べたものを消化するはたらきを持つ「消化酵素」、もう一つは、分解された栄養を体の各器官で使用し、細胞の修正や再生をおこなう「代謝酵素」です。

消化酵素は、例えば、ご飯に含まれるデンプンを分解するのはアミラーゼ、肉などのたんぱく質を分解するのはプロテアーゼ、

脂肪を分解するのはリパーゼという酵素がはたらいています。

これらの消化酵素のはたらきにより、分解された栄養素は小腸で吸収され、体のためのエネルギーになります。

代謝酵素は、消化酵素によってエネルギーになった栄養素を、運動、呼吸、脳での思考、老廃物の排出、肌の新陳代謝など、

人間の生命活動のためにはたらかせる役割を担っています。

 

この2つの酵素を、「体内酵素」と呼びます。

私たちの体内に、3000種類以上も存在すると言われている体内酵素。

この体内酵素は、人間の一生でつくられる量が決まっていて、年齢とともにその量は減少していきます。

若い頃と比べて胃もたれしやすくなったり、痩せにくくなったと感じる人も多いと思いますが、これは体内酵素が減少していることが原因の一つです。

 

また、この2つの体内酵素の体内での全体の量は決まっており、消化酵素が増えると代謝酵素が減り、代謝酵素が増えると消化酵素が減る、

という仕組みになっています。

消化酵素が増える時とは、食べ過ぎたり、消化の悪いものを食べた時で、多量の消化酵素を使う分、代謝酵素が減ることで肌荒れなどの原因となってしまいます。

脂っこいものばかりを食べていると、肌や胃腸の調子が悪くなるのはそのためです。

以前にもお話しましたが胃や腸の調子が悪くなると腰痛の原因にもなりますので注意が必要です。

一方、風邪を引いた時に食欲が落ちるのは、病気と闘うために代謝酵素がたくさん使われ、その分消化酵素が減るからだと言われています。

 

このように、消化酵素と代謝酵素には密接な関係があります。

ダイエットや健康のためには、消化酵素の消費量をできるだけ抑えて、代謝酵素の量を増やすことが重要になります。

消化酵素の節約により代謝酵素に余裕ができると、新陳代謝のアップや病気の予防、デトックス効果にもつながります。

代謝酵素の量を増やせば、痩せやすく太りにくい体づくりができるのです。

 

そのために必要なのが第3の酵素「食物酵素」です。

食物酵素については、次の機会に詳しくお話していきますね。

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