股関節の痛みは変形性股関節症では!!
2022.06.12
本日のテーマは、
《変形性股関節症》です!
変形性股関節症は疼痛、可動域制限、跛行、運動制限が主にみられ、
特に歩行障害によりADLやQOLを著しく低下させる疾患です。
疼痛緩和や可動域獲得も大切ですが抗重力筋の筋力強化がとても重要です!
変形性股関節症とは股関節に発生する変形性関節症であり、非炎症性であること、
関節軟骨の変性があること、周囲の骨と滑膜組織に変化が生じて股関節の変形が惹起されることなどが
一般的な概念として言われています。
疫学的には単純X線診断による我が国の変形性股関節症の有病率は1.0%〜4.3%で男性は0〜2.0%、
女性は2.0〜7.5%と女性に多いと言われています。
変形性股関節症に特徴的な症状として、跛行があります。
疼痛回避や抗重力筋の筋力低下による代償動作としてみられます。
代償的な歩行で生活を送ることで疼痛回避はできますが中殿筋をはじめとした抗重力筋の活動量低下による萎縮が
二次的に起こります
結果的に抗重力筋が筋力低下することによって股関節に対しての負荷量が増大してしまうという負のループが
形成されてしまいます
今回は股関節の抗重力筋、特に中殿筋に対するトレーニング「膝付きサイドブリッジ」をご紹介します!
膝付きサイドブリッジ
ステップ①
横向きに寝て、肘を立てます。
ステップ②
お腹を持ち上げて身体を一直線して10秒間キープにします。
この時、腰が前や後ろに倒れないように気を付けましょう。
ステップ➂
ゆっくり元に戻します。
痛みがある時は無理をしないで行いましょう
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