基礎代謝とは?基礎代謝が上がると腰痛や肩こりなど様々な体質の改善に!2
2023.05.07
基礎代謝を上げるには…2つのポイントをおさえよう☆
基礎代謝を上げるには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。
昨日もお話した通り、「内臓機能の向上」と「筋肉量の増量」の2つがポイントとなってきます。
- 基礎代謝を上げる食事
内臓の機能を高めるために、バランスのとれた食生活は必要不可欠です。
もちろん、高カロリーな食事はダイエットの面で見ても好ましくありません。
また、毎食お腹がいっぱいになるまで食べるのも、逆に内臓に負担をかけてしまいます。
低カロリーな食事を腹八分目程度に抑えてとるようにするのが理想です。
さらに食べ物の中には、基礎代謝を上げる効果を持つものがあり、それらを積極的に摂ることで基礎代謝のアップへとつなげます。
〈基礎代謝を上げる効果のある食べ物…しょうが、ねぎ、にんにく、唐辛子、ごまなど〉
ダイエットのために食事の量を減らしすぎてしまうと、必要な栄養素が不足して十分なエネルギーがつくられず、
筋肉が分解されて基礎代謝の低い体をつくってしまう原因になります。
- 冷やさない習慣
体温が低いと、代謝が悪くなり痩せにくい体になりやすく、逆に体温を高くすれば、基礎代謝も向上して痩せやすい体へとつながります。
夏でもキンキンに冷えた飲み物ばかり飲んでいると、内臓までも冷やして基礎代謝を低下させる原因になります。
お茶や水も1年中常温のものを飲む習慣をつけると、冷えにくい体づくりができます。
また、毎日しっかり湯船につかることや、半身浴も効果的です。
- 運動の継続
動かなくても使われている基礎代謝量ですが、もちろん動かない生活では基礎代謝をアップさせることはできません。
特に有酸素運動は、心肺機能を強化して内蔵機能を高めたり、筋肉量の増加にもつながります。
また、運動により肺活量が増えることで、心臓などから血液や酸素がしっかりと送り出され、全身が活性化されて基礎代謝が上がります。
1日だけランニングをしても意味がないので、自分の続けられる運動方法を見付けて継続していくことが大切です。
- 体の柔軟性の向上
運動が苦手な人は、体を柔らかくすることで基礎代謝を上げていきましょう。
体がかたい人は、それだけ全身の筋肉が凝り固まっていて、血液やリンパ液の流れを妨げてしまっています。
ストレッチなどを行い柔軟性を上げれば、柔らかくなった筋肉が血液を全身に巡らせるポンプ機能を十分に果たし、基礎代謝も向上します。
- 腸のはたらきの活性化
腸内環境を整えて腸のはたらきを活性化することでも、基礎代謝は上がります。
便秘が続くと腸を含めた内臓がしっかりとはたらくことができず、基礎代謝の低下につながってしまいます。
便秘の改善は、基礎代謝の向上にも直接関係していくので、ヨーグルトを食べたり水分をしっかりとったりしながら、便秘にならない生活を心がけましょう。
何もしなくてもエネルギーを消費してくれる基礎代謝。
基礎代謝が高い人は、健康で痩せやすい体質であると言えます。
ダイエットの第一歩としても、まずは基礎代謝の向上に気を配ってみると、自然と痩せやすい体づくりが実現していくでしょう!
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