膝関節の痛みの原因の一つ、膝蓋大腿関節症とは！！ | ふれあい整骨院

膝関節の疼痛の原因の一つとして膝蓋大腿関節痛が挙げられます。

「膝蓋大腿関節」とは、「膝蓋骨（しつがいこつ、膝のお皿の骨）」と「大腿骨（だいたいこつ、太ももの骨）」とで構成される関節です。

膝蓋大腿関節痛の症状としては「膝の曲げ伸ばし（階段の昇り降り、正座など）で膝蓋骨周辺に痛みがある」や

「座った状態からの立ち上がる時に膝の前の痛みがある」などがあります。

 

膝蓋大腿関節痛に対しては膝関節周囲筋のトレーニングと合わせて股関節周囲筋群のトレーニングの有用性が報告されております。

では膝蓋大腿関節痛に対するトレーニングでは股関節周囲と膝関節周囲のどちらが有用なのでしょうか？

 

今回は膝蓋大腿関節痛に対する筋力トレーニングで上記のどちらが有用なのか比較した論文をご紹介します！！

この研究では膝蓋大腿関節痛に対して、独立した股関節周囲筋群のトレーニングと従来の膝関節周囲筋のトレーニングのトレーニング効率を比較することを

目的としています。

結果、トレーニング後に股関節周囲筋群と膝関節周囲筋群のトレーニングいずれも疼痛（visual analog scale{VAS}）と身体機能（Anterior Knee Pain Scale）の

スコアが改善しておりますが、統計的な有意差はみられませんでした。

今回の結果から、股関節周囲筋トレーニングと膝関節周囲筋トレーニングの効果は同等であるということが言えます。

 

〜本日のエクササイズ〜

今回は股関節周囲筋トレーニングとして

大殿筋のエクササイズの一つ

「片脚ヒップリフト」

をご紹介します。

「片脚ヒップリフト」のやり方

ＳＴＥＰ１

仰向けに寝て、片方の膝を立てます。反対側の足を伸ばしたまま４５度くらいまで持ち上げます。

 

ＳＴＥＰ２

ＳＴＥＰ１の姿勢のまま、お尻を持ち上げます。

お尻を持ち上げた時に足から背中がまっすぐになる様にします。腰が反らないように気をつけましょう。

 

ＳＴＥＰ３

その後、ゆっくりとお尻を下ろします。

この動作を片側１０回～２０回程度行います。

 

ぜひお試しください。

膝の痛みが治らない時は秦野市ふれあい整骨院までご連絡ください。

 

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