脊椎圧迫骨折にならない為の運動
2024.04.07
脊椎圧迫骨折は、比較的若年者ではスポーツ外傷や転落による事故など、大きな外力 で発生します。
一方、高齢者においては、基礎的疾患として骨粗鬆症を有するために、くしゃみ、起 き上がり、椅子に腰掛けるなど日常生活動作による比較的軽度な外力に
よっても圧迫 骨折を生じる場合があります。
高齢者では、圧迫骨折が一度のみならず何度も生じるため、異なる椎体の骨折のたびごとに徐々に脊柱は円背変形を生じるようになります。
その結果、円背変形は慢性的な腰痛を引き起こし、日常生活の低活動化をもたらすと言われています。
脊椎圧迫骨折症例の筋力トレーニングと実施されるエクササイズとしては、
代表的なものとして「脊椎伸展運動」、「肩甲骨内転運動」、「骨盤前傾運動」などが挙げられます。
また、脊椎圧迫骨折例を対象とした研究によると、立位での脊柱起立筋群を主体とした体幹筋力強化を継続することで脊椎圧潰率が減少したと報告されております。
本日は脊柱起立筋のトレーニングの一つ「スタンディングロールダウン」を紹介します。
スタンディングロールダウンのやり方
STEP1
胸を張ってまっすぐに立ちます
STEP2
息を吐きながらゆっくりと体を前に倒していき背中を丸めていきます
膝は曲がらないように気をつけて、痛みがあるところまでは倒さないでください
STEP3
息を吐き切って、倒せるとこまでいったら、今度は息を吸いながら元の位置まで戻ります
STEP1~3を10~20回程度行います
腰等に強い痛みを感じる場合は無理をしないで下さい
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オフィスで簡単!仕事効率UPエクササイズ – 日本経済新聞 (nikkei.com)
なかなか良くならない腰の痛みのご相談は秦野市ふれあい整骨院までご連絡下さい。