筋肉痛と筋肥大の関係
2024.02.25
ふれあい整骨院でも患者さんに対し、筋力トレーニングを指導する機会は多くあります。
筋力トレーニングを実施する上で問題となるのが、「筋肉痛」です。
正式には「遅発性筋痛」と呼ばれるものですが、昔から遅発性筋痛が出現するから筋肥大すると考えられてきました。
ただ、遅発性筋痛は本当に必要なものなのでしょうか?
今回は遅発性筋痛が出現しないと筋は肥大しないのかどうかを検証した研究をご紹介させていただきます!
この研究では、対象者を「筋損傷回避群」と高負荷なエキセントリックプログラムを行う「筋損傷非回避群」に分けて、検証しています。
結果、「筋損傷非回避群」では血漿クレアチンキナーゼ(CK値)濃度が5倍以上高いことや初期知覚痛、労作感の自己申告など、
「筋損傷回避群」には見られない損傷兆候がみられましたが、筋サイズや筋力の向上には両群で差はありませんでした(両群とも筋力の増加はあり)
この結果から、筋の再構築(例えば筋肥大)は、筋への明確な損傷とは無関係であることが言えます。
よって「筋肉痛」が無くても筋肥大は起こります。
今回は筋力トレーニングの中でもスクワットの1つを紹介します。
スロースクワット
*用意するもの*イスとハンドタオル を用意します
ステップ1 まずハンドタオルを両手で持ってイスの前に立ちます
足は肩幅と同じ程度に開きます
ステップ2 4秒数えながら座ります
ステップ3 4秒数えながら立ち上がる
ステップ2とステップ3を10回を1セットとして、毎日3セット行う
膝に痛みがある場合は無理をしないでください
<ポイント>座るときにひざをつま先より前に出さない。両手を前に出しながら座るとひざが前に出にくくなります
こちらもご覧ください!!
【ちょこっと速歩&スロースクワット】筋肉アンチエイジング術! – あしたが変わるトリセツショー – NHK
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