腰痛分離症(すべり症)の原因
2022.02.06
学生のスポーツ選手に多く見られる腰痛分離症(すべり症)の原因はオーバーユースや体幹の筋力低下だけが原因と思っていませんか?
実はふとももの裏の筋肉(ハムストリングス)の柔軟性が非常に重要です!
今回はふとももの裏の筋肉の柔軟性をを改善させる、『ジャックナイフストレッチ』をご紹介します!
腰椎分離症は、成長期スポーツ障害の一つです。
発生原因は、スポーツなどのオーバーユースの結果としての疲労骨折やまた股関節周囲筋の柔軟性低下による腰椎への過負荷が影響していると言われています。
近年、体幹深部筋の弱化に起因したスポーツ動作時の体幹不安定化もその一つとされており、腰椎分離症は複数の因子を包含して発生するものとの報告もあります。
ジャックナイフストレッチは成長期スポーツ傷害に起因するハムストリングスの柔軟性を改善し,
改善効果は開始1週間で最大であったと報告されています。
成長期の患者においても継続実施可能であることから、成長期におけるハムストリングス由来の
傷害を予防する方法として有効であると考えられます。
是非一度、お試しください!
ジャックナイフストレッチのやり方
1.しゃがんで両手で両足首をつかむ
胸とふとももはつくようにする。しゃがんだ時にかかとは床から浮いていても良い
2.両足首をつかんだまま、ゆっくりと膝を伸ばしていく
胸とふとももは離れないようにし、かかとは床につくようにする
3.胸と太ももをつけたまま、できるところまでひざを伸ばす。その状態を5秒保つ。
4.5秒×5回を1日2セット行う
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