腰が痛い時にも歩いたほうが良い?
2023.09.18
腰が痛い時にも歩いたほうが良いのでしょうか?
結論から言うと、歩いて腰が痛くなければ歩いたほうがいいです。
一昔前は重い腰痛の時は安静にしてなさいという考え方でしたが、最近では腰が痛くない範囲で運動した方が良いと言われています。
その理由の1つ目は、筋肉は血液から酸素や栄養素をもらい、筋肉内に溜まった発痛物質や不純物を血液に入れて内臓に戻してきれいにしています。
つまり、血液の流れが良ければ、筋肉の回復も速くなります。
そして、血液の流れは、心臓を出た時の勢いと、全身の筋肉が動くことによって流れていますので、運動することによって、
筋肉が動いて血流が良くなれば、痛みも早く良くなります。
2つ目の理由は、運動することによって、脳内から鎮痛作用のある「エンドルフィン」や自律神経のバランスを整える「セロトニン」といった物質が
分泌されることがわかっており、これが腰痛の軽減になります。
運動は腰痛に限りませんので、肩こりの方にも有効です。
ぜひ、日常生活に運動を取り入れてみて下さい。
それでも良くならない腰痛や肩こりなどのお身体の不調は当院までご相談下さい。