肩関節後方のタイトネスとストレッチ | ふれあい整骨院

肩関節後方のタイトネスとストレッチ

2023.03.12

本日のテーマは

肩関節後方のタイトネスとストレッチ

についてです!

肩関節後方のタイトネスや肩甲上腕関節の内旋可動域減少は、野球やテニスなどのオーバーヘッドスポーツ(腕を肩より上に挙上する動作を伴うスポーツ)

に共通して認められる機能不全です。

タイトネスとは隙間なくぴったりとくっついた状態をいいます。

つまり肩関節後方のタイトネスとは肩関節後方の筋肉が凝り固まった状態となります。

肩関節後方のタイトネスや肩関節可動域の内旋可動域減少といった機能不全は肩峰下インピンジメントや

インターナルインピンジメント(肩関節後方の痛み)などの肩関節の障害を引き起こす原因と考えられています。

運動療法として、肩関節後方の柔軟性改善のためストレッチが選択されることが多くありますがどのようなストレッチが効果的なのでしょうか?

研究では、無症状の若年者において、クロスボディーストレッチ(三角筋後部ストレッチ)を実施した場合に

肩関節後方のタイトネスと肩甲上腕関節内旋可動域減少に対する即効性と短期的な効果が認められました。

スリーパーストレッチを実施した研究では、肩関節後方のタイトネスと肩甲上腕関節内旋可動域減少を改善する可能性の示唆にとどまりました。

結果として、スリーパーストレッチに比べ、クロスボディーストレッチの方が即時的で短期的な効果が認められたことから、

臨床において肩関節後方のタイトネスと肩甲上腕関節内旋可動域減少の予防・改善を目的としたストレッチ選択の一助になりそうです

 

今回は

肩関節後方のタイトネスに対するストレッチの一つ

「三角筋後部ストレッチ(片膝立ち)」

をご紹介します!

1.片膝立ちをしましょう。

2.片膝を立てた膝に同側の肘を当て、反対側に伸ばします。

10秒間、その姿勢を保持します。

3.元の姿勢に戻します。

繰り返し3回行います。

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