猫背の人は寝たきりになる可能性が高い!?
2023.05.20
猫背の人は寝たきりになる可能性が高いと聞くと、皆さんは「えっ」と思うかもしれません。
猫背になると、一般的には骨盤が後ろに倒れます。
そのため骨盤とつながる股関節が後ろに反り、骨盤の中にある腸腰筋が伸びた状態になります。
筋肉が伸びたままだと衰えていきますので、腸腰筋もだんだん衰えていきます。
腸腰筋は骨盤から腰椎まで繋がってる筋肉で太ももを持ち上げるときに使われますので、
腸腰筋の筋力が弱くなっているとつまずいた時に足が上がらずに転倒しやすくなります。
さらに、猫背の人は背骨のが硬くなっているので、背骨の立ち直りが悪いことも原因の1つとなります。
そのため猫背の人はそうでない人に比べて、転倒リスクが1.4倍も高いと言われています。
ご高齢の方は転倒した際に骨折等の大怪我をする可能性があります。
大怪我をして、病院等に入院するとベットに横になっている時間が増えてしまいます。
一般的に2日間寝込むと筋力は1%と落ちるといわれてますので、1ヶ月も入院していると歩くことが出来なくなり
寝たきりになってしまいます。
猫背は肩こりの原因にもなりますし、脊椎の圧迫骨折の原因にもなりますので、普段から自分の姿勢には気をつけましょう。
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