意外!!冬でもかかる熱中症 | ふれあい整骨院

意外!!冬でもかかる熱中症

2024.01.21

体の中の水分が不足して、体温が上昇することが主な原因で起きる熱中症。

暑い夏の時期に起こるイメージが強いと思いますが、実は冬にかかる熱中症もあるんです。

夏は気を付けて対策をするけれど、冬の熱中症対策はしたことがない…という方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんや小さな子供、高齢の方は特に「冬の熱中症」に注意が必要です。

 

冬場の熱中症の原因の多くは、脱水症状です。

冬は乾燥していて、空気が乾燥していると、私たちの体も乾燥している状態になりやすくなります。

室内では加湿器を使ったり、肌を化粧水などで保湿したりして、乾燥対策をしますよね。

それと同じで、水を飲むなどの水分補給も、冬の大切な乾燥対策なのですが、寒い冬は、夏に比べてあまり頻繁に水分補給をしない人が多くなります。

乾燥によって体の水分はどんどん失われてしまうのに、意識的に水分を補給することが少ないため、知らず知らずのうちに脱水症状へと近付いていってしまいます。

これが脱水症状の手前の状態で、かくれ脱水です。

体の水分が奪われていることに気付かない、このかくれ脱水が、冬の熱中症へとつながってしまいます。

また、ウイルスに感染するなどして体調を崩してしまった時、嘔吐や下痢などの症状や、発熱による発汗で、体内の水分は急激に減少しています。

これも、冬の熱中症の原因となる場合があります。

 

赤ちゃんや小さな子供は、のどが渇いても自分の意志で水分補給をすることが難しい点や、体が未発達なために、脱水症状になりやすいと言えます。

また、高齢の方は、加齢によりのどの渇きを感じにくいことがあります。

それ以外にも、夜のトイレの回数を気にして水分の摂取を控えすぎてしまうことも多く、体内が水分不足の状態になりがちです。

体内の水分量が減ると血流が悪くなり筋肉も疲れやすくなる為、肩こりや腰痛の原因にもなります。

 

では、冬の熱中症対策はどのようにすれば良いのでしょうか。

 

☆部屋の湿度管理

かくれ脱水にならないために大切なことは、乾燥を防ぐことです。

部屋の湿度は最低でも50%程度に保つ必要があります。

加湿器や、洗濯物を部屋干しにするなど、室内が乾燥しすぎないように注意しましょう。

 

☆部屋の換気

室内は外より乾燥しやすく、外の方が10から20%ほど湿度が高いので、1時間に1度は部屋の窓を開けて換気をしましょう。

これだけで湿度対策にもなり、空気の入れ替えもできます。

 

☆積極的な水分補給

冬は水分補給の重要性を忘れがちですが、冬こそ積極的な水分補給をおこなってください。

熱い夏場のようにのどが渇きにくいので、意識して水分をとるよう心がけましょう。

 

 

かくれ脱水による冬の熱中症…簡易な対策で防ぐことができますので、皆さんもこの冬の熱中症には注意して過ごしましょう!

 

こちらもご覧ください!!

熱中症を防ぎましょう | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

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