首の痛みと姿勢について
2022.11.27
本日のテーマは【首の痛みと姿勢】についてです!
コロナ禍におけるテレワークの普及で自宅でのデスクワーク時間が延長したことにより首の痛みや肩こり、腰痛といった体の不調を訴える方が増えてきています。
今回は首の痛み改善や予防を目的とした日常生活指導や運動療法をご紹介します!
首の痛みや肩こり、腰痛は日常生活での姿勢が症状の発症や増悪に関与していると言われています
ある研究では、29~51歳の首の痛みを訴える人18例と、26〜52歳の対照者18例で30分間のノートパソコン作業中の姿勢変動を比較した結果、
首の痛みを訴える人達は対照群と比較して減少していたと報告されています。
つまり首の痛みを訴える人ほど、作業中に姿勢の動きがなく、同一姿勢でずーと作業をしていることになります。
腰痛症例においても姿勢変動の低下が問題視されていますが、首の痛みも同様に正しい姿勢に加えて、同一姿勢を長時間取らないよう、
適宜姿勢を変換することの重要性です。
正しい姿勢とは立っている時も座っている時も頭のてっぺんから上に糸で引っ張られているイメージを持って頂くことによって簡単に良い姿勢を作ることができます。
今回は
頸部痛に対するエクササイズの一つ
「上位頸椎屈曲運動」
をご紹介します!
STEP①
STEP②
顎を引く
STEP➂
顎をもどす
これを10回ほど行います
④NG
顎を上げないように気を付けましょう
首を痛めてしまいます