起きてすぐやらない方が良いこと4選
2023.06.20
皆さんは、朝起きてまず何をしますか?
実は、起きてすぐにすると体に負担をかけてしまう恐れのあることがあります。
- 起きてすぐ食べる
睡眠中、体が休まっている間は胃腸も同じようにはたらきを休めている状態です。
起きてすぐにしっかりと食事を取ることは、突然の刺激で胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。
また、代謝のスイッチが入っていない状態で、甘いものを食べるのも避けましょう。
起きてすぐの甘いものは、きちんと代謝できずに脂肪として体につきやすく、朝一の甘いものは寝る前と同じくらいにダイエットの的です。
起床直後に高脂肪・高カロリーな食事は消化しきれずに午後まで体のだるさを長引かせる原因にもなるため、注意しましょう。
- 起きてすぐ運動する
早朝ウォーキングや早朝ジョギングなど、朝早く起きてまず運動をするという行為にも、実は危険がひそんでいます。
起きてすぐは血流が少なく血管が収縮した状態にあるため、寝起きに突然激しい運動をすると、細くなっている血管に大量の血が流れることになり、
心筋梗塞や動脈硬化のリスクが高まると言えます。
この血管が収縮した状態は起床後30分程度で解消されると言われているので、朝から運動をしたいと思ったら運動を始める30分以上前には起きて、
運動を受け入れられる体の状態を整えましょう。
また、朝のお腹が空きすぎている状態で走ったりすると、血液中の糖質の不足から運動中にめまいなどを起こす可能性もあり危険です。
起きてすぐ運動をするのであれば、ストレッチや体操などの軽い運動で済ませるのが良いでしょう。
- 起きてすぐコーヒーを飲む
「目覚めの一杯」などと言われ、眠気覚ましに起きてまずコーヒーを飲む習慣がある人がいますが、これも避けた方が良いでしょう。
カフェインが多く含まれるコーヒーは、血糖値の上昇につながります。
また、カフェインで胃が荒れて胃痛などの原因にもなるので、コーヒー以外にも寝起きにカフェインの多い飲み物を飲むのは避けましょう。
- 起きてすぐお風呂に入る
朝風呂は、気温や体温が低い状態からの温度差により、心臓に負担をかける恐れがあります。
また、寝起きは体内が水分不足になっていることが多く、その状態でお風呂に入ると、体調や気分を悪くさせる可能性があります。
健康面を考えると、お風呂はなるべく夜に入るのが理想です。
起きてすぐやりがちなことでも、意外と体に負担をかけてしまっているかもしれません。
朝はなるべく早めに起きて、ゆっくりと時間をかけて体を起こしていくのが、健康的な過ごし方だと言えるでしょう。
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