認知行動療法とは
2023.10.07
最近話題の認知行動療法とは、痛みに対する感じ方や考え方、行動に働きかける治療法です。
同じ慢性的な腰痛を訴える患者さんでも、人によって痛みに対する感じ方や考え方が違います。
例えば、腰の痛みの強さが1週間前より10段階で7だとしても、
Aさんは「1週間前よりも痛みが楽になってうれしい」と考え、Bさんは「1週間たってもまだこんなに痛みが残っている」と言う考え方では、
Bさんの方が痛みを強く感じます。
人は気分が落ち込むと痛みを強く感じることが解っています。
そこで患者さんの物事の受け止め方や考え方(=認知)に焦点を当て、認知の仕方にゆがみがあれば、患者さん自身がそのゆがみを理解し、
バランスの良い捉え方が出来るように促します。
その結果、痛みの感じ方を軽減させる方法が認知行動療法です。
痛みに対して、どのように感じるかで痛みの強さが変わるわけですが、総じて痛みに対してネガティブに考えすぎてしますと痛みの治りも悪くなります。
あなたはどちら派ですか?
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