肩こりとリュックサックの関係
2023.12.03
肩こりが起こる原因は、いろいろとあります。
最近は、肩こりの予防に良いからと多くの人がリュックサックを選んでいます。
リュックサックの方がショルダーバックやトートバックのように片方の肩に負担がかからず、両肩に均等にバックの重さがかかるので、肩にかかる負担は減ります。
ただし、リュックサックでも正しい背負い方をしないと肩こりの原因となります。
今日はリュックサックの正しい背負い方についてお話しします。
リュックサックで肩こりが起こる原因
1.リュックが体にフィットしていない。
2.肩ベルトが細い。
3.荷物の詰めすぎ、入れ方を間違っている。
それぞれについて詳しく説明していきます。
1.リュックが体にフィットしていない
リュックのベルトが長すぎると、体にリュックがフィットせず、腰のあたりでリュックを背負うこととなります。
最近の若い人がこういう風に背負ってるのをよく見かけますが、この背負い方だと肩にリュックの重さがそのままかかってしまいます。
さらに反り腰気味になるので、腰痛の原因にもなります。
例えばリュックの重さが10kgだった場合、左右の肩には5kgずつの重さがかかります。
肩のベルトの長さを適切に調整して、背中で背負うようにすると、左右の肩と背中の3点でリュックの重さを支えることになるので、
3点にかかる重さは、それぞれ約3.3kgとなり、肩にかかる負担は減ります。
さらにチェストストラップ(胸の前で肩ベルトを調整するベルト)のあるリュックを使えば、4点でリュックの重さを支えることとなるため、
片方の肩にかかる負担は2.5キロになります。
こうすることによって肩だけで支えていたリュックの重さが半分になるため肩にかかる負担はかなり軽減されます。
2.肩のベルトが細い
肩のベルトが細いとベルトが肩の筋肉に食い込んでしまい、そのため血行が悪くなってしまうので、肩こりの原因となります。
肩のベルトがある程度幅のあるものを選ぶと良いでしょう。
3.荷物の詰めすぎ、入れ方を間違っている。
当たり前のことですが、リュックが重ければそれだけ肩に負担がかかるので、荷物はできるだけ軽くした方が良いです。
さらに荷物を入れる時に軽い物を下の方に入れ、重たい物を上に入れることによって、リュックが体にフィットしやすくなり、肩にかかる負担が減ります。
リュックサックは荷物もたくさん入り、両手も自由になるので、大変便利なグッズですが、正しい背負い方しないと肩こりの原因になります。
姿勢も悪くなるので腰痛の原因にもなりますので、正しく背負って肩こり&腰痛を解消してみて下さいね!!
それでも良くならない肩こりは秦野市ふれあい整骨院までご相談下さい。
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