肩こりが原因で「老け顔」が加速?
2021.09.26
コロナ禍でテレワークなど在宅勤務が多くなり、座っている時間が多くなると肩こりで悩む方も増えています。
当院にも肩こりでお悩みの方が多く来院されます。
私が肩こりに悩む方のお話を伺う時、チェックするのは肩こりの範囲だけではありません。
「顔」のチェックも大切にしています。実は、肩こりを訴える人の中には、お顔の印象やコンディションが気になる方が少なくないのです。
「肩こりがツラいせいで、いきいきとした雰囲気になりにくいのかな?」とも思いましたが、そう単純なものではないようです。
肩こりが悪化すると、美容の悩みが起こり始める?
肩こりが関わる体調の変化には、様々なものがあります。自覚しやすいものの一つが「顔」の状態です。
鏡を見たり、顔を触ったりするとすぐにご自身で気付く場合もあるようです。
症状によっては、美容の悩みになってしまうものもあり、肩こりとともに顔のコンディションも改善させていきたいと願う声も少なくありません。
肩こりに悩む人に多い「顔」に現れる症状とは
・顔が腫れぼったくなる
・疲れた表情をしている
・顔の筋肉がこわばっている
・顔色がすぐれない、くすみがち
・肌にかさつきが目立つようになる
・顔のバランスに左右差が生じる
・口が大きく開かない
肩こりが原因で顔に悪影響が出るのはなぜ?
肩こりとともに顔のコンディションに変化が生じやすい理由は、肩こりが起こりやすい頸部や頭部の筋肉は、顔面の筋肉にもつながっているためです。
首の筋肉が張ることで、頸椎の可動性も部分的に悪くなる場合があり、それが顎関節の動きにも影響を与えると、口の開閉に違和感が生じたり、顔の歪みとなって表れます。
肩こりになりやすい人や肩こりのツラい症状に悩まされている人は、日々ストレスを抱えて過ごしていることが多いため、
いつのまにか笑顔が減り表情の変化が乏しくなることもあります。
すると、顔の筋肉もよりこわばりやすくなります。
こわばりに加え、筋肉の動きが少なくなると、血流の滞りや皮下の水分停滞、血色不良に繋がる可能性があります。
さらに自律神経のアンバランスから、肌のかさつきやすさが目立つ人もいるのです。
単に肩こりといってもなかなか侮れないものがあります。
辛いなと感じたら我慢せず、なるべく早く当院まで相談にいらしてくださいね。
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