股関節が硬い原因と柔らかくする方法
2023.11.19
股関節が硬いと思っている方、自分の股関節がなぜ硬いのかを知っていますか?
股関節が硬くなっている原因を知り、それに合った柔らかくする方法を取り入れないと、なかなか効果が表れにくいと思います。
股関節は体の中で最も大きな関節です。
体重を支えながら、立つ、歩く、昇る、降りる、跳ぶ、蹴る…などの様々な動作をこなす要ともいえる関節です。
股関節に障害が生じると、動く時に痛んだり、ひどくなると立っているだけでも痛むようになり、日常生活に支障を来たしてしまいます。
まずは股関節が硬くなる原因について知っておきましょう。
- 筋緊張
最も一般的な原因が筋緊張(コリ)によるものです。
筋肉は縮んだら元に戻る性質がありますが、これが元に戻りきっていない状態が筋肉の硬縮です。
股関節周りの筋肉が硬縮すると、その張りによって股関節の可動域が制限されてしまうのです。
デスクワークなど、長時間同じ姿勢で座っていたりすると、股関節の筋緊張が起こりやすくなります。
- 加齢
ある程度仕方のないことではありますが、股関節は加齢によっても硬くなってしまう傾向があります。
- 怪我
特に高齢者の方に多いのが外傷がきっかけになるものです。
転んで股関節を骨折してしまい、怪我が治った後にも、股関節周辺に硬縮を残してしまいます。
- 疾患
変形性股関節症という疾患であった場合、最初の症状は股関節に痛みや動かしづらさを感じる程度ですが、
徐々に歩行時に痛みを伴ったり、寝ていても痛むなど、日常生活にも支障をきたすようになってしまいます。
では、股関節を柔らかくする方法には、どのようなものがあるでしょうか。
☆ストレッチ
足の裏同士を付け、膝を上下させる動作を行うことで、股関節の柔軟性を高めます。
股関節を意識した様々なストレッチを毎日取り入れ、股関節の可動域を上昇させていくと良いでしょう。
☆筋肉運動、ウォーキング
スクワットや筋トレ、水中運動などでも股関節を鍛えて柔らかくなることが期待できます。
また、ウォーキングも効果的な運動です。
☆リハビリ
股関節に痛みがある場合は、無理にストレッチでほぐそうとすると逆効果になる場合があります。
痛みがなくなるまでリハビリを行ってからストレッチをするようにしましょう。
股関節は万能の関節とも言われています。
硬くなっていると様々な問題が起きやすくなり、腰痛や下半身太り、足のむくみの原因になっていることもあります。
股関節に痛みがある場合は、無理にストレッチでほぐそうとすると逆効果になる場合がありますので痛みがある場合は無理は禁物です。
柔らかく健康な股関節を目指しましょう。
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