産後骨盤矯正は産後いつごろから行えば良いのか?
2022.07.10
今回は産後骨盤矯正のお話です。
女性の方で妊娠、出産を経験された方は産後ケアや産後骨盤矯正などで整体もしくはエステなどで施術された方もいらっしゃると思います。
妊娠すると赤ちゃんを骨盤内で育て、分娩をしやすくするためにホルモンが分泌されます。そのホルモンの作用により骨盤周りのじん帯や筋肉のゆるみで骨盤が少しづつ開いていきます。
開いた骨盤は、普通であれば約3か月で徐々に閉じていき元に戻りますが、産後は無理な体勢で赤ちゃんを抱っこしたり、授乳などで通常よりも身体に負担がかかる体勢も多くある為、骨盤がズレたり歪んだりした状態になり、産前の状態まで骨盤が戻らないこともあります。
その状態をほっておくと腰痛や恥骨痛が起こったり体型がいつまでも戻らなかったりするなどさまざまな問題が生じやすくなります。
産後骨盤矯正はこれらの症状を緩和する効果があるといわれてます。
では産後の骨盤矯正はいつから始めるのが良いでしょうか?
基本的に産後から3ヶ月までは靭帯ユルユルなので骨盤矯正はほぼ効果がないんです。
筋肉を等尺性収縮させる以外は筋骨格系にはアプローチ出来ません。
それよりも大事な事は神経伝達を整える事です。
代表的なところは伏在神経、陰部大腿神経です。
筋肉は神経の伝達で動きますし、 内臓なども神経で動いています。
女性ホルモンのエストロゲンの代謝は肝臓で行っています。
肝臓は3軸で動くので、内蔵調整することにより女性ホルモンの振り幅が落ち着き、ただ矯正されるよりも美しくなれます。
詳しくは当院までご連絡ください。