猫背と肩こりの関係
2024.05.19
猫背(ねこぜ)と肩こりは、多くの人が経験する共通の問題です。
猫背とは、背中が丸まり、顎や肩が前方に突き出す姿勢を指します。
この姿勢は長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代の生活習慣によって引き起こされることが多いです。
猫背が肩こりに与える影響
- 筋肉の不均衡: 猫背になると、胸の筋肉(大胸筋)が短縮し、背中の筋肉(僧帽筋や広背筋)が引き伸ばされ、弱くなります。 この筋肉の不均衡が肩こりの原因となります。
- 血行不良: 不良姿勢によって肩や首の血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、疲労や痛みが生じます。
- 神経圧迫: 猫背によって首や肩の神経が圧迫されることがあり、それが痛みやしびれの原因になります。
猫背と肩こりを改善する方法
- 姿勢の改善
- 正しい姿勢を保つ: 座っているときや立っているときに、頭のてっぺんから上に糸で引っ張られているイメージで背筋を伸ばすように心がけます。
- 適切な椅子とデスクの高さ: デスクワークを行う際は、椅子の高さやデスクの位置を調整し、猫背にならないように自然な姿勢で作業できるようにします。
- ストレッチとエクササイズ
- 胸のストレッチ: 壁に手をついて胸を開くストレッチなど、胸の筋肉を伸ばす運動を行います。
- 背中の強化: 僧帽筋や広背筋を鍛えるエクササイズ(例えば、ローイング運動など)を取り入れます。
- 定期的な休憩
- 長時間同じ姿勢を続けないようにし、1時間に一度は立ち上がってストレッチを行います。
- 適切な体操やヨガ
- ヨガやピラティスなどの運動は、姿勢を改善し、筋肉のバランスを整えるのに効果的です。
- マッサージや整体
- プロフェッショナルなマッサージや整体を受けることで、筋肉の緊張を和らげ、姿勢の改善をサポートすることができます。
日常生活での対策
- スマートフォンの使用を見直す: スマートフォンを使用する際は、目の高さに合わせるようにし、首を前に突き出さないようにします。
- 正しい睡眠姿勢: 枕の高さを調整し、寝ている間に首や肩に負担がかからないようにします。
猫背と肩こりの改善には、日常生活の中での姿勢や習慣の見直しが重要です。
これらの対策を実践することで、慢性的な肩こりから解放される可能性があります。
それでも改善しない時は秦野市のふれあい整骨院までご連絡ください。
今日のエクササイズ
ローイング運動のやり方
STEP1
両足を伸ばして座り、両足の裏にチューブを回して両端を持ちます。
※この時、チューブを短く持つことで張力が増えるので、トレーニング負荷が上がります。
STEP2
息を吸いながら両腕の肘を曲げて体の後ろに引き寄せていきます。
引き寄せる時は、肩甲骨をギューッと寄せて行うと、より筋肉への負荷が高まります。
STEP3
これ以上無理といったところまで引き寄せたところで、1秒静止します。
STEP4
息を吐きながら、ゆっくりと腕を伸ばしていきます。
STEP5
STEP1~4の動作を繰り返していきます。
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