暑い夏を乗りきる「夏バテ対策」10選(後編)
2021.08.15
暑い夏を乗りきる「夏バテ対策」10選(後編)
今回は前編につづいて、夏バテ対策の後編をご紹介します。体調管理にぜひ役立ててください。
6.冷たい飲み物のがぶ飲みはNG
暑いと食欲が低下しがち。でも、冷たい飲み物を取りすぎると、胃液が薄まり消化機能の低下を招いてしまいます。
オススメはぬるめのミントティー。
ミントには食欲増進や、胃や腸の消化、働きを高める作用などの効果があるといわれていますし、爽快感もあります。
7.少量でも良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラルを摂る
夏バテ防止に効果的な食事の摂り方は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂るようにすることです。たとえ少量でも質の良いものを食べることが重要。
ビタミンの中でも特に重要なのは、糖質の代謝を助けるビタミンBなのでこれを積極的に摂りましょう。
最近はたんぱく質やビタミンをプロテインやサプリで取るのも一般的ですね。
8.刺激の強い食べ物を味方にする
胃腸を刺激すると食欲が増進します。胃液の分泌を促す食べ物には、辛いものや香辛料、香味野菜などがあります。
辛いものは、発汗による夏ばて防止効果も期待できます。
スパイスいっぱいのカレーは実は薬膳料理という話も。
ただし食べすぎは胃腸を痛めるのでほどほどに。レモン・お酢などの酸味も食欲増進、疲労回復効果があります。
9.夏太りに注意する
最近は夏ヤセよりも夏太りする人が増えているとか。
これは、今までの夏バテのイメージを引きずって、冷房の効いた部屋にいるのについつい食べてしまっていることが原因のよう。
しかも夏の食事は冷えたものが多くなりますが、実は冷えたものは油分も甘味も感じにくいので注意が必要です。
10.上手に汗をかく
汗をかくのはカラダの温度調節のためにもとても重要。しかも、血流も良くなる、老廃物も出てゆくという効果もあります。
暑いからといって身体を動かさないとうまく汗をかくことができなくなります。涼しい夕方などにちょっと歩いてみるなど、適度な運動をしましょう。
以上、夏バテ対策10選でした。
夏バテはもう暑さ対策だけでは足りません。しっかりと冷え対策もして、体調管理を心がけましょう!