悪いストレスを減らす「3つのR」
2022.02.20
ほとんどの人が、日々様々なストレスを感じながら生活を送っていると思います。
「万病のもと」とも言われるストレス。
できるだけ嫌なストレスは感じたくありませんよね。
ストレスの要因は、主に4つに分けられます。
①環境的要因…天候、騒音、暑さ寒さ、有害物質など
②身体的要因…病気、飢え、睡眠不足など
➂心理的要因…不安、悩み、緊張、恐怖、怒りなど
④社会的要因…人間関係、仕事内容、多忙な生活など
特に人間のストレスは、他の動物と比べて心理的・社会的要因が大きいと言われています。
ストレスにも「良いストレス」と「悪いストレス」があり、個人の受け止め方や、同じ個人でもその時の体調などによっても、ストレスの感じ方は変わってきます。
例えば、昇給や出産、引っ越しなど喜ばしい出来事であっても、それをうまく適応できないと不安や緊張、そこから不眠や食欲低下といったように、
良いストレスが悪いストレスになってしまう場合があります。
悪いストレスがたまると肩こりや腰痛、頭痛などを引き起こす原因にもなります。
悪いストレスを減らすには、「3つのR」が有効とされています。
☆休憩【Rest(レスト)】
まずはストレスと距離を置くことで、自己防衛機能を高めます。
「休める時に休む」というのが基本となり、忙しい時には意識して休む時間をつくりましょう。
ストレスをため込んでしまう人は、何でも引き受けてしまうような「いい人」が多いです。
必要以上に引き受けない、上手に断ることも、自分を守るためには大切なことです。
☆趣味【Recreation(レクリエーション)】
仕事以外で、何か夢中になれるものを探してみましょう。
趣味の時間は、ストレスから解放されるきっかけになります。
自分の好きなこと、やりたいことにかける時間は、逆に日頃の忙しさや疲れを忘れさせてくれます。
また、「明日から頑張ろう」という活力にもなり、ストレスをため込まない人は、仕事と趣味の時間の使い方が上手な人が多いのです。
☆息抜き・癒し【Relaxation(リラクゼーション)】
ストレスを感じて気分が沈んだ時は、深呼吸して気持ちを落ち着かせ、心と体を解放しましょう。
自分にとってのリラックスとはなにか?
アロマオイルをたく、好きな音楽を聴く、運動をして汗を流す、ゆっくり寝るなど、リラックス方法は人それぞれです。
行き詰まった時、自分が癒されることで立ち止まり、元気が出たらまた前に進めば良いのです。
ストレスを感じずに生活するのは、とても難しいことだと思います。
しかし、ストレスを避けたり、ため込まないように努力することはとても大切です。
ストレスをうまく対処し、ストレスと上手に付き合えると、今の生活がもっと楽しくなるでしょう!
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