基礎代謝とは?基礎代謝が上がると腰痛や肩こりなど様々な体質の改善に!
2023.04.23
ダイエットや健康の話をする時に頻繁に出てくるワードの一つ、「基礎代謝」。
基礎代謝とは、私たちが生きていく上で最低限必要な生命活動に使われるエネルギーのことです。
心臓が動いているのも、食べたものが消化されているのも、呼吸をしているのも、体温が保たれているのも、基礎代謝によるはたらきのおかげです。
つまり、何もせず動かずじっとしている時も、寝ている時でさえも、基礎代謝分のエネルギーは生きている限り、24時間365日勝手に消費されているのです。
私たちの1日のエネルギー消費量は、
- 基礎代謝=生命維持に必要なエネルギー
- 生活活動代謝=仕事、家事、趣味、運動などの活動により消費されるエネルギー
の、大きく分けて2つに分けられます。
このうち、基礎代謝が占める割合は約70%にも及びます。
目安としては、健康的な一般成人で、1日に男性で約1,500キロカロリー、女性で約1,200キロカロリーが基礎代謝だけで使われています。
一般的に女性より男性の方が基礎代謝量が高く、これは年齢や身長・体重、筋肉量などによっても変わってきます。
基礎代謝の内訳は
・肝臓 約27%
・脳 約19%
・筋肉 約18%
・腎臓 約10%
・心臓 約7%
・その他
となっており、肝臓、脳、筋肉の3器官で6割以上を占めています。
そのため、基礎代謝を上げようとする時、重要なポイントとなるのが「内臓機能の向上」と「筋肉量の増量」となります。
基礎代謝が上がると、体に嬉しい効果がたくさんあります。
☆痩せやすい体質になる
☆新陳代謝が良くなり、美容効果がある
☆体の不調の改善…冷え性・むくみ・肩こりや腰痛・虚弱体質の改善など
特にダイエットの面で、基礎代謝を上げることは非常に重要です。
考え方はとてもシンプルで、食事などによる摂取エネルギーが消費エネルギーを上回れば太り、摂取エネルギーの方が少なくなれば痩せるのです。
痩せるためには摂取エネルギーより消費エネルギーの量を増やすことが必要で、消費エネルギーの中の基礎代謝の部分を上げれば上げるほど、
痩せやすい体質へと変化していきます。
基礎代謝量が多い人は、何もしなくても勝手に消費されるエネルギーの量が多く、また、少しの運動でも痩せやすいと感じやすくなります。
では具体的に、基礎代謝をアップさせるにはどうすればいいのかはまた次の機会にお話ししますね!!