呼吸筋トレーニングをすると腰痛が改善する?
2024.06.01
腰痛は、体幹の筋収縮速度が遅延することで、不意な外力や状況変化への対応が困難となり、腰椎部への負担が増大することで引き起こされると言われています。
体幹の筋収縮速度を改善する方法として、呼吸筋トレーニングがあります。
呼吸筋トレーニングを行うことで、腰痛が改善することができるのでしょうか?
今回は腰痛患者に対し、呼吸筋トレーニングにおいて、高負荷で行ったグループと低負荷で行ったグループを比較し、腰痛が改善するか調査した論文を紹介します。
今回の研究の対象は、腰痛患者28名とし、呼吸筋トレーニングにおいて、以下の2グループに分けました。
・高負荷グループ(14名)
・低負荷グループ(14名)
両グループともに、トレーニング期間は8週間、結果は、以下の通りです。
結果、高負荷グループは呼吸筋力、腰痛の重症度において改善が認められました。
低負荷グループ、グループ間での比較をした場合は、有意な差は認められませんでした。
上記から呼吸筋トレーニングにより、腰部の固有感覚を促通し、腰痛が改善することが証明されました。
〜本日のエクササイズ〜
呼吸筋・体幹トレーニングの一つ
「腹式呼吸(四つ這い)」のやり方です。
STEP1
四つん這いになります
STEP2
鼻から息を吸い、お腹を膨らませます(3秒間)
この時、背中が丸まらないようにします。
STEP3
口から息を吐き、腹筋に力を入れます(6秒間)
STEP1~3を10回程度繰り返します。
それでも良くならない腰痛は秦野市のふれあい整骨院までご相談下さい。
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