便秘について
2022.08.14
皆さん毎日お通じはちゃんとありますでしょうか。
実は何日でなかったら便秘という明確な定義はありません。
例えば2日に一回の排便だとしてもスムーズに排便でき、すっきり感があれば便秘ではありません。
逆に毎日出ていても残便感があったりお腹が張って違和感がある不快な自覚症状があるならそれは便秘と言えます。
つまり便秘かどうかはすっきり感が基準となります。
便秘が高齢者や女性に多く、食事や水分量以外にもストレスによって便秘が引き起こされます。
便秘には大きく分けて2種類があります。
痙攣性便秘と直腸性便秘です 。
1.痙攣性便秘とは
副交感神経が極度に緊張することで腸管がうまく動くことが出来ずコロコロとした便になってしまいます。
自律神経の乱れや過度のストレスが原因となりやすい症状ですのでリラックスや休息はもちろん白湯を飲んだり甘いものを食べるなど食事にも気を配ることが大切です。
2.直腸性便秘とは
便が直腸に到達しているにも関わらず排便のサインがうまく伝わらないのがこの症状です。
トイレを我慢してしまったり、行きたい時に行けない女性や高齢者によくみられがちです。
どの症状も腸内環境や食事、自律神経(ストレス等)、運動が大きく関わっています。
便秘が長く続くと腸から筋膜を通して毒素が腰の筋肉に伝わって腰痛の原因になったりもします。
便秘を甘く見ると身体のいろいろな不調の原因にもなりますので便とはうまく付き合っていくことが大切です。
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