ビタミンCのストレス抗体
2022.10.16
ストレス社会と呼ばれる現代社会。
毎日のマスク、寒暖差の激しい気候、怪我の痛み、これらも立派なストレスです。
ストレスが溜まると自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れると「疲れがとれない」、「肩や首がこる」、「腰が痛い」、「気力がわかない」など
様々な体の不調の原因になります。
このストレスと戦うために私たちの体は無意識のうちに抗ストレス体制に入り、血中の糖質が増え、脈拍が早くなり体温が上昇します 。
これらは副腎から産生されている「コルチゾール」というホルモンの働きによって起こっているのですが、副腎にとても多く蓄えられている栄養素がビタミン C なのです。
つまりストレスが多くかかればかかるほどビタミン C の消費量が増え、
ビタミン C の必要量は高まっていくのです。
うつ症状の方にビタミン C を多く摂取するように勧めると症状が治ったと言う事例があるくらいです。
しかし皆さん、
「ビタミン C は大量に摂取しても体内で吸収できないから意味がない」と聞いたことがありませんか !!
おっしゃる通りビタミン C は水溶性のため一度に大量に摂取しても全てを吸収することはできずに身体から放出されてしまいます。
200 mg だと90%
1000 mg だと50%
しか吸収できないとされています 。
そのため、こまめに少しずつ摂取することをお勧めします。
またビタミン C は熱、光、空気にとても弱いという性質も特徴的です。
そのため野菜も加熱調理ではなく、生のまま、カットしたしたもので、
酸化してしまう前になるべく早く、そして大量に摂ることが大切とされています。
食事からの摂取が一番大切です。
とれる分は食事からしっかりとりましょう。
サプリメントを使うのはあくまでも最終手段です。
そして、どうしても食事では難しい部分はサプリメントで賢く補いましょう。
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