ビタミンCが不足すると腰痛になる?
2022.08.20
ビタミンといえば「ビタミンC」といわれるくらいよく聞くビタミンCですが
人間は体内でビタミン C を作ることができません。
つまり食事からしっかりと摂取する必要があります。
日本で定められている摂取基準値は100mgですがこれは病気にならない最低限の必要量です。日本オーソモレキュラー医学会が提示している必要量は3000mgとなっています。
レモン1個分のビタミンCが約20mgですから、3000mgはレモン150個分になり、
到底、食事だけからの摂取は難しい量になりますのでサプリメントもうまく使うことが必要です。
しかしそもそも3000mgも取る必要があるのでしょうか?
ここでビタミンCがなぜ必要なのか?
ビタミンCの効果の一部についてお話したします。
免疫力増強
今の時期、最も注目される免疫力。
体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を死滅させるはたらきがあり、ビタミンCが豊富だと白血球の能力が高くなることがわかっています。
その反対に、ビタミンC不足だと免疫力が低下して風邪などをひきやすくなります。
さらにインターフェロンと呼ばれるウイルスを除去したり増殖を抑える働きのあるたんぱく質の生成を促す働きもあります。
キレート作用
ビタミン C は水溶性のビタミンであり、体内で吸収しきれずに体外に流れでる場合も多くあります。そこで吸収しきれなかったビタミン C はただ体外へ流れ出るのではなく体内の不要な有害ミネラルや貴金属を絡めとって一緒に排出してくれるのです。なのでとりすぎの心配はせずたくさんのビタミン C をしっかりこまめに摂取することが大切です。
慢性腰痛のリスク軽減
ビタミン C はコラーゲンの生成を助け、損傷した組織を修復、炎症を軽減して治癒過程を加速する為、慢性腰痛のリスクを軽減します 。
アメリカの国民健康調査では血液中のビタミンCが不足している人は、ビタミンCが不足していない人と比べて、腰痛を発症するリスクが1.3倍も高くなっていました。
すなわち、ビタミンC不足により、腰痛を発症するリスクが高くなる可能性があるといえます。
なかなか良くならない腰痛は秦野市ふれあい整骨院までご相談下さい。
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