よく耳にする「自律神経の乱れ」とは?
2024.03.03
健康や美容の話の中で、よく耳にする「自律神経の乱れ」という言葉。
自律神経が乱れが原因で頭痛や肩こり、腰痛になるという話もよく聞くかと思います。
自律神経の乱れって具体的にはどのような症状のことを言うのか、なかなか上手く説明できない人も多いのではないでしょうか。
今日はこの「自律神経の乱れ」という言葉について、今後もたくさん出てくるワードだと思いますので、詳しく説明していきましょう。
自律神経とは、生命の維持に関わるあらゆる器官のはたらきをコントロールする神経のことを言います。
もっと具体的に述べると、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間はたらき続けている神経です。
つまり自律神経は自分の意志とは関係なく、無意識のうちにはたらいています。
私たちが眠っている間も、何かに熱中している間も、胃や腸を動かしたり、血液を流したり…身体機能が滞りなくはたらき続けるのは、自律神経のおかげなのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経とは、心と体を活動的にするはたらきをしていて、主に昼間にはたらく神経です。
反対に、安静時や夜間に活発になるのが副交感神経です。
交感神経がはたらくと、脳や体が良い意味でも悪い意味でも緊張します。
この緊張は、脳や体を動かしやすくするために交感神経がはたらいた結果です。
副交感神経がはたらくと、脳も体もリラックス状態になります。
健康で快適な生活を過ごすには、この2つの自律神経がバランス良くはたらく必要があります。
このバランスが損なわれ、どちらか一方が大きく偏ってしまった状態が、いわゆる「自律神経の乱れ」です。
この自律神経の乱れは、私たちの生活のちょっとした出来事や行動でも起こってしまいます。
☆精神的・身体的なストレス(人間関係、仕事、過労、怪我、引っ越しなどの環境の変化、騒音、暑さ寒さなど)
☆不規則な生活習慣(夜更かし、睡眠不足、不規則な食生活、運動不足など)
☆疾患や加齢など
やはり、自律神経の乱れに深く関わってくるのが「ストレス」です。
様々な形のストレスが、自律神経を乱れさせ、穏やかな生活が送れなくなり、さらなるストレスへと変化していく…まさに悪循環となってしまいます。
仕事のプレッシャーや忙しさからは、なかなか逃れられないことが多いのが現実です。
そこで、仕事が終わった後は好きなものを食べる、テレビを見るのはほどほどにして早めに寝て体を休ませる、好きな音楽を聴く、適度な運動で体を動かすなど、
心身をリラックスさせる方法を見付けましょう。
一度立ち止まって深呼吸したり、時には休息することも、自律神経のバランスを保つためにとても大切なことですよ。
それでもダメな時は秦野市ふれあい整骨院までご相談下さい。
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