「猫背」の実態…美しい姿勢を手に入れるために
2022.01.03
あなたは他人に猫背だと指摘されたことはありませんか?
背骨が支える頭の重さは一般的に4~5kgと言われ、猫背の場合この重さを肩や首で支えることになり、体に支障が出てきます。
猫背は単に姿勢が悪いの一言で片付けられません。
首や肩こり、腰痛の原因が猫背であることの可能性があります。
他にも、内臓に負担がかかり胃腸の調子が悪くなったり、便秘の原因になることもあります。
更に怖いのが、猫背が慢性的に首の血管を圧迫し、その首に何らかの衝撃が加わった時、血管が割けたり詰まったりしてしまう可能性もあります。
それが脳梗塞やくも膜下出血につながる恐れがあるのです。
では、猫背はどのように改善すれば良いのでしょうか。
1.ストレッチ
1番簡単なのがストレッチをしてあげること。
丸まった背中を伸ばして、凝り固まった背中をほぐしてあげましょう。
猫背改善に効く簡単なストレッチのやり方もご紹介します。
手を組んで両手の手のひらを天井へ向けて背伸びをする。
顔も上げ、なるべく上へ上へ伸ばす。
次に、肩甲骨を背骨に向けてぎゅっと寄せるイメージで肘を曲げっていって
腕をおろす。
この時、手のひらは外側へ向ける。
これを2~3回繰り返します。
座ったままでもできるので場所を選ばずに簡単にできます。
2.筋トレ
正常な背骨はもともとS字カーブを描いています。
この背骨のS字カーブを保つための筋肉を鍛えるのも効果的です。
背中と腰の筋肉を鍛えられる筋トレ法をご紹介します。
- うつ伏せに寝て、あごの下で両手を組む。
- 足を肩幅より少し広めに開く。
- 膝を伸ばしたまま両足を上にあげ、3秒キープ。
- 足をゆっくりおろす。
1回10セット、1日朝昼晩の3セット行うのが理想です。
まずはできる範囲で始めてみましょう。
3.正しい姿勢で座る
正しい座り方を日々意識することが大切です。
まず、座骨の位置を確認しましょう。
座骨とは、背筋を伸ばして座ると椅子にゴツゴツと当たる部分です。
猫背のように悪い姿勢で座っていると、座骨が椅子に当たりません。
椅子に座る時は、この座骨が真下にくるように、骨を感じながら座ると正しい姿勢で座ることができます。
それらと同時に大切なのは、日頃の姿勢を正しく保つことを意識することです。
椅子の座り方やパソコンを使う時など、日常の中で猫背を治そうと意識できるポイントはたくさんあります。
ちょっとした心がけであなたの印象が変わるかもしれません。
ぜひ綺麗な姿勢を手に入れましょう!
もし自分でやるのはなかなか難しいなと思われた方は、秦野市ふれあい整骨院までご連絡ください。
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