《骨盤底機能障害》に対するアプローチ
2022.02.13
女性のみに起こる骨盤底機能障害の原因は出産や加齢など複数あります。
改善を図るためには骨盤底筋群の筋活動が非常に重要です!
そこで今回は、『骨盤底筋エクササイズ』をご紹介します!
膀胱や尿道、直腸、子宮といった骨盤内臓器を支えている骨盤底筋群が脆弱化して起こる機能障害を骨盤底機能障害といいます。
発生メカニズムは、経膣分娩の際に骨盤底を支える筋肉の一部を損傷しまうことや更年期を迎え、女性ホルモンの低下とともに進行していくことが報告されています。
骨盤底機能障害が進行していくと、尿失禁や骨盤臓器脱のリスクがあるので予防的な骨盤底筋群のトレーニングが有効とされています。
骨盤底筋群は臓器を支持しており、休息時にも活動しています。
また骨盤底筋群は単独で働かず、骨盤底筋群を収縮させると腹部筋は収縮し、腹部筋の収縮により骨盤底筋群も活性化されるという相互作用が起こると言われています。
骨盤底筋群は体幹の動的安定化の役割も担っていますのでとても大切な筋肉です。
骨盤底筋エクササイズのやり方
STEP①
仰向けとなり膝を立てて膝の間にタオルクッションを挟みます
STEP②
両手でおなかのわきに置いて鼻から息を吸っていきます。
STEP③
息を吐きながらお尻を少し持ち上げて骨盤を軽く丸めます
*息を吐くときは肛門と膣を締めます
STEP④
息を吐き切ったら、息を吸いながらお尻を降ろします。
20~50回程度行って下さい
是非一度お試し下さい
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