腸内環境を整える~善玉菌を増やす3つの方法~
2021.01.31
腸内環境を整える~善玉菌を増やす3つの方法~
寒さの厳しい日が続いていますが、皆さん、体調は崩していませんか。
気温が低いだけでなく、湿度も低く、乾燥しやすい時期なので、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が流行します。新型コロナウイルスもそうですが、マスクや手洗い、うがいはもちろん、食事内容に注意することも重要です。しっかり栄養を摂るだけではなく、食事で腸内環境を整えることも、感染症対策のひとつとなります。
では、具体的に何をすれば、悪玉菌の数を減らし、善玉菌を増やすことができるのでしょうか。
①食生活の改善
動物性たんぱく質や脂質は、悪玉菌のエサとなりやすいだけでなく、摂りすぎることで消化が追い付かなくなり、未消化の状態がより腸内環境を悪化させてしまいます。
肉類がメインの食生活は、善玉菌を増やすためには好ましくありません。
常に食べ過ぎには注意し、野菜を多く摂るように心がけましょう。
また、善玉菌の代表と言えるのが「ビフィズス菌」。
ヨーグルト、ぬか漬けなどの漬物、納豆、味噌などには、ビフィズス菌が多く含まれているので、これらを積極的に食べることで、善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことができます。
さらに食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌のエサとなり、便秘予防にも役立つ栄養素なので、こちらも意識して食事に取り入れると良いでしょう。
②適度な運動
軽いジョギングやウォーキング、ヨガなどの適度な運動を続けることで、血の巡りが良くなり、腸のはたらきを活性化させることができます。
また、運動不足により腹筋の筋力が低下していると、排便が困難になり、便秘につながってしまいます。
便秘は腸内環境悪化の大きな要因になります。
適度な運動で排便に必要な腹筋を鍛えることができ、その結果腸内をキレイに保つことができます。
③ストレスを減らす
ストレスも、悪玉菌を増やす原因になります。
ストレスを強く受けると、自律神経が乱れて、胃や腸の動きが弱くなってしまいます。
その結果、消化が不十分になったり、腸のぜん動運動が弱くなって便秘になりやすくなります。
ストレスをなるべく感じないことが一番ですが、なかなか難しいと思いますので、上手にストレスを発散して、ストレスをため込まない生活を送りましょう。
腸内環境が整うと、
・整腸作用が良くなり、便秘や下痢にならない
・体内に老廃物や有害物質をため込まないので、肌荒れの改善やアンチエイジング効果がある
・血行が良くなることで、免疫力の向上やアトピー症状の軽減につながる
・新陳代謝が上がり、冷え性の改善やダイエット効果
など、様々な体に嬉しいことがあります。
まさに、内面からの美しさ!
キレイになりたいと思ったら、まずは腸内環境を整えることから始めてみてはいかがですか?
「腸磨き」を意識した生活を、ぜひ心がけて、ウイルスに負けない身体作りをしましょう。