運動不足だとぎっくり腰などの腰痛になりやすいってほんと?
2024.08.04
人間の体の構造と腰痛の関係
人間の体は、重い上半身を支えるために、骨盤という土台と、その上に立つ腰椎という1本の柱で構成されています。
この腰椎と骨盤を安定させるために、腹筋や背筋といった体幹の筋肉が重要な役割を果たしています。
しかし、日頃の運動不足が続くと、これらの体幹の筋肉が次第に衰えてしまいます。
体幹の筋力が低下すると、上半身の重みが直接腰椎にかかるようになり、結果として腰椎にかかる負担が増加します。
この過剰な負担がぎっくり腰などの急性腰痛を引き起こしやすくするのです。
デスクワークと腰痛
長時間座りっぱなしでデスクワークを続けていると、首、肩、背中、腰の筋肉が硬直しやすくなります。
これによって、腰椎の柔軟性が失われることがあります。
腰椎は、本来ならば柔軟に動くことによって、上半身の重みや地面からの衝撃を分散し、吸収しています。
しかし、柔軟性が失われると、特定の部分に負担が集中しやすくなり、その部分が痛みやすくなります。
特に、柔軟性が失われた腰椎は衝撃を十分に吸収できなくなり、結果として腰痛の原因となることが多いです。
腰痛を防ぐための対策
腰痛を予防するためには、以下のような運動を取り入れることが効果的です。
- 体幹の筋肉を鍛える筋トレ
無理のない範囲で、腹筋や背筋などの体幹の筋肉を強化する筋力トレーニングを行うことが重要です。 これにより、腰椎や骨盤の安定性が向上し、上半身の重みを効果的に分散させることができます。 - 筋肉の柔軟性を高めるストレッチ
腰椎や周囲の筋肉の柔軟性を維持するために、定期的なストレッチを行うことが大切です。 特に、長時間座っている場合には、1時間ごとに立ち上がって軽いストレッチを行うことで、筋肉の硬直を防ぐことができます。 - 適度な有酸素運動
ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動は、全身の血流を促進し、筋肉の柔軟性を維持するのに役立ちます。 また、適度な運動は体重の管理にも有効で、腰椎への負担を軽減することができます。
まとめ
運動不足が続くと、体幹の筋力低下や腰椎の柔軟性の喪失が進み、ぎっくり腰や慢性的な腰痛のリスクが高まります。
腰痛を防ぐためには、日頃から無理のない筋力トレーニングとストレッチを習慣化し、腰椎や体幹の健康を保つことが重要です。
適度な運動を取り入れ、健康な生活習慣を維持することで、腰痛を予防し、快適な日常生活を送りましょう。
それでも良くならない腰痛は秦野市ふれあい整骨院までご相談下さい。
こちらもご覧ください!!