肩こりの本当の原因とは?神経と姿勢の関係!
2025.04.13
肩こりに悩んでいる方の多くは「肩の筋肉が凝っているから痛い」と思いがちですが、実は肩こりの原因は単なる筋肉の凝りではなく、
神経の緊張や姿勢の歪みによるものかもしれません。
特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が多い現代では、猫背や反り腰が原因で肩こりを引き起こしているケースが増えています。
そこで、本記事では肩こりの根本的な原因と、改善のためのストレッチ・運動を紹介します。
肩こりの原因は「神経の緊張」かもしれない?
まず、肩こりの主な原因の一つに「神経の過緊張」があります。
具体的には、頸椎(首の骨)の7番目や胸椎(背骨)の1番目に歪みが生じると、そこから伸びる「腕神経叢(わんしんけいそう)」が圧迫され、神経の緊張が発生します。
この神経は鎖骨の下を通り、腕や指へと向かっているため、神経が引っ張られると首の筋肉が張り、肩こりのような症状が現れるのです。
さらに、猫背や反り腰があると、背骨がバランスを取るために不自然な動きをすることになり、結果として肩の筋肉に負担がかかります。
このような状態が長期間続くと、慢性的な肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。
姿勢の影響と肩こりの関係
では、具体的にどのような姿勢が肩こりを引き起こすのでしょうか?
1. 反り腰による影響
骨盤が後ろに傾くと腰の反りが少なくなり、バランスを取るために背中を丸める姿勢になりがちです。
この結果、首が前に突き出し、頸椎7番や胸椎1番に負担がかかります。
2. 猫背による影響
また、猫背の姿勢では、肩が前に巻き込まれ、胸の筋肉が硬くなります。これにより背中の筋肉が引っ張られ、肩や首の筋肉の緊張が強まります。
3. デスクワークの影響
さらに、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用により、首が前に突き出た姿勢が習慣化してしまいます。
この姿勢は首や肩の神経を圧迫し、肩こりの原因となります。
肩こりを改善するためのストレッチ&運動
ここで、肩こりを改善するための簡単なストレッチや運動を紹介します。
1. 首のストレッチ
方法
- 背筋を伸ばし、ゆっくりと首を右側に倒す。
- 反対側の手で頭を軽く押さえて、首の側面を伸ばす。
- 30秒キープしたら、反対側も同様に行う。
効果
- 首の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。
2. 肩甲骨のストレッチ
方法
- 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるように腕を伸ばす。
- 胸を張るようにして30秒キープする。
- ゆっくりと戻し、数回繰り返す。
効果
- 猫背の改善や、肩の前側の緊張を和らげる。
3. 骨盤のエクササイズ(反り腰改善)
方法
- 仰向けになり、両膝を立てる。
- 骨盤をゆっくりと持ち上げ、5秒キープする。
- ゆっくりと戻し、10回繰り返す。
効果
- 骨盤の安定を促し、姿勢を整える。
まとめ
以上のように、肩こりの原因は単なる筋肉の凝りではなく、神経の圧迫や姿勢の歪みが関係している場合が多いです。特に、頸椎7番や胸椎1番の歪みがあると、腕神経叢が引っ張られ、肩こりの症状が現れます。
したがって、肩こりを改善するためには、神経の負担を減らし、姿勢を正すことが重要です。本記事で紹介したストレッチや運動をぜひ試してみてください。
また、秦野市にある【ふれあい整骨院】では、骨盤矯正・姿勢矯正・神経リリース・筋膜リリースを得意としており、肩こりの根本改善をサポートしています。
「長年の肩こりを改善したい!」という方は、ぜひ一度ご相談ください!